Request for Advice
支援が必要な子どもと向き合う先生方へ
Question
こういった事で少し戸惑うことはありませんか?
- どの程度、他のお子さんと同じように関わってよいか迷っています。
- 声かけの仕方が分からない
- 集団の中でどうサポートすれば?
- 訪問支援員が関わると、具体的にどんなことが変わるの?
「この関わり方でいいのかな」と感じたときは、どうぞご相談ください。
訪問支援員は、先生と共にお子さんの様子を見つめ、支援の方法を一緒に考えます。
寄り添い、そして、私たちが見ているのは一人のお子さんです。
その子のペースに合わせた関わりが、クラス全体の安心にもつながります。
こういう場面が難しいと、気軽に相談してください。
訪問支援員のサポートについて
訪問支援員は、支援が必要なお子さんが学校や園で安心して過ごせるよう、以下のようなサポートを行っています。
- 01.安心できる環境づくりの支援
お子さんが不安や混乱を感じやすい場面で、落ち着いて過ごせるよう環境調整を行います(例:静かなスペースへの誘導、スケジュールの可視化など)。
- 02.コミュニケーションや対人関係のサポート
先生やお友達との関わりがスムーズにいくよう、言葉の選び方や関わり方の仲介を行ったり、適切なタイミングでの声かけを行います。
- 03.活動参加への促しと見守り
学習や行事などに無理なく参加できるよう、活動の流れをわかりやすく伝えたり、参加に向けたステップを一緒に踏む支援を行います。
- 04.先生方との情報共有と連携
お子さんの様子や支援の工夫について、先生方とこまめに共有しながら、必要に応じて支援方法を調整していきます。
How To
実際の関わり方について
その子の「困りごと」を理解することから
支援が必要なお子さんは、「わがまま」や「怠けている」のではなく、見えづらい困りごとを抱えています。
例えば:指示がうまく聞き取れない/気持ちの切り替えが難しい/感覚に敏感で音や光がつらい、などです。
そういった状態をまず理解することを試みましょう。
特別ではなく
“その子に合った”関わりを
特別ではなく“その子に合った”関わりを
支援とは「特別扱い」ではなく、「その子が安心して過ごせるための工夫」です。
例えば:事前に見通しを伝えておく/言葉だけでなく視覚的なサポートを使う(写真・イラスト・カードなど)
/困ったときに使える「合図」や「逃げ道」を用意する
これらは、実はクラス全体にとっても安心につながる工夫になります。
先生と共に考え支えていく仲間でいたいと考えています
先生と共に考え支えていく
仲間でいたいと考えています
私たち訪問支援員が見ているのは、一人のお子さんです。
その子がクラスで安心して過ごせるように、先生やお友だちとの関わりにも目を配ります。
先生が感じている難しさを一緒に整理し、より良い関わりを見つけていくお手伝いをします。
「こういう場面が少し難しくて…」と感じた時は、どうぞお話しください。
一緒に、その子に合った関わりを考えていきます。